2017年入社 建築意匠課 課長

今までキャリアの中で、節目となった出来事を教えてください。

勤務する会社が、景気で倒産や規模縮小などあり、転職を繰り返した中、前職で、10,000㎡を超える体育館の新築設計を行ったことです。

それまでに、10,000㎡を超えるような案件には携わったことがなく、大型案件で業務量が格段に多かったのですが、少人数でせざるを得ない状況で、しんどい思いもしたのですが、工期を終えてみたら、他の業務でも、『何とかなる』という気持ちを持てるようになりました。

先方の状況が刻々と変わる中、様々な提案ができ、楽しかった経験でもあります。

BIM推進化など設計業界にも変化がありますが、自社としての取り組みはどう考えていますか?

設備チームがRebro(3D CAD)で作図を進めていく方針としていて、作図していく過程でフレームを入力する必要があると聞いています。

意匠設計では、詳細テクスチャー等の反映できるスキルはまだありませんが、フレーム入力をして、設備チームが設計できるようにデータを渡せるようにしたいと思っています。そこから順にスキルを上げ、ゆくゆくは、設備チームとBIMによる検討、詳細設計を進めたいと考えています。

チームのリーダーとして、どのようなチーム作りを心掛けていますか。

個人の意見を発言しやすい、それぞれを信頼できるチーム作りを心掛けています。こちらの一方的な押し付けで、仕事に取り組んでほしくありません。

お互いコミュニケーションする中で、自分で決める、自分で決めたことを実行する、といった自己決定した仕事がいい経験になっていくと思います。そのために、『しんどい』とか、『手伝ってほしい』ということも、言ってもらいやすい環境を模索しています。

メンバーが、担当案件に対して私の助言なしに、自分の意見を主張して進めてもらっている時は、成長してくれていると嬉しく感じています。