社長インタビュー ー第2回ー

―前回、行動指針についてもお聞きしました。 

・主体性を持って行動しよう
これを1つ目に挙げています。
主体性というのは、自ら行動する意識だと思っています。 言われたから、そうするのではなくて、なぜそうするのか、何の意味があってやっているのか、を常に考えて欲しいですね。

考えていると、疑問が出てくると思いますが、それが非常に大切な事なのです。
自分で考えて仕事を作る、やってみる、効率化を考えてみる、もっといい方法はないか、早く出来る方法はないか、などです。

最近は、言われたことだけをする人が増えています。そうではなくて「自分で考えて仕事を作る」という事を心がければ、もっと成長の幅が広がるのではないでしょうか。


・出来ない理由を考えるより、出来る方法を考えよう。
何かを依頼された時、何かをやろうとした時、人は出来ない理由はすぐに思いつくものです。

そうではなくて、「どうやったら出来るだろうか」とか「何か方法があるんじゃないか」とか「あの人に相談してみたら何とかなるかも知れない」とか色々と考えて欲しいです。

考える、考えない、の差というのは思った以上に大きくて、数年後には、かなり成長の差が大きくなっている、ということもよくあります。

何かをやろうとすると負荷がかかることは確かですが、それをやり切る気持ちがないと、個人も会社も成長しないでしょうね。

・常に前向きに、チャレンジしてみよう。

仕事をやる上で、後ろを向いていても何も発展しません。特にリーダーとなる人は部下を引っ張って行く使命があります。

チャレンジ精神を失ってしまうと、仕事も面白くないだろうし、自己実現の可能性も無くなってしまいます。

失敗してもいいじゃないですか。それよりも、とにかくやってみることです。

やってみないと、得るものは何もないですよ。失敗から得られるものは多くありますし、結局、それが仕事の上で大切なんだと思います。

将来的にどんな会社にして行きたいですか?  

前回は、「働く人を幸せにする」という会社の存在意義を述べました。

幸せの尺度というのは、人によって違いがあります。特に今のZ世代と呼ばれる人と、私の世代とは仕事観や人生観など大きく違っていると思います。

会社で働く人全てが幸せを感じてもらえたらいいのですが、必ずしもそうはならないと思います。

しかし、共通して言えるのは、「働いて感じ得る喜びがある」という事だと思っています。

日本の99%は中小企業です。みやこ設備は、その中でもさらに小さい会社ですが、大企業に負けない良さはたくさんあります。その良さの一つが「人を大切にする」ということだと思っています。

社員が成長できる会社、成長を助ける会社、成長を支える会社、そんな会社になることを目指したいです。