社長インタビュー ー第2回ー

―前回、行動指針についてもお聞きしました。 

・主体性を持って行動しよう。
これを1つ目に挙げています。指示待ちではなく、自ら考え動ける人材を育てたいという想いからです。設計業務では想定外の課題が日々発生します。その時、誰かの判断を待つのではなく、自分で最適解を見つけ出す力が必要です。


・出来ない理由を考えるより、出来る方法を考えよう。
これは私自身、経営で最も大切にしている姿勢です。BIM導入時も「難しい」「時間がない」という声はありました。しかし、どうすれば導入できるか、どう工夫すれば使いこなせるかを考え続けた結果、今では武器となっています。

常に前向きに、チャレンジしてみよう。
この3つを実践することで、社員が成長し、それがお客様の信用となり、必要とされる企業になる。行動指針と企業理念は、まさに車の両輪だと考えています。

将来的にどんな会社にして行きたいですか?  

私が目指しているのは、会社で働く人が幸せを感じられる会社です。
幸せの定義は人それぞれですが、私は「成長」がその鍵だと考えています。人は成長を実感できた時、大きな充実感と幸せを感じるものです。ですから、社員一人ひとりが成長できる環境を整えることが経営者の最も重要な仕事だと思っています。


具体的には三つの側面があります。


「成長できる会社」として、BIMのような最新技術に触れる機会を提供し、スキルアップを促進する。


「成長を助ける会社」として、資格取得支援や研修制度を充実させ、失敗を恐れずチャレンジできる風土を作る。


「成長を支える会社」として、ワークライフバランスを整え、長く安心して働ける環境を提供する。


社員が成長すれば、より良いサービスをお客様に提供でき、会社も成長します。そして会社の成長が、また新たな成長機会を生む。この好循環を作ることが、全員が幸せを感じる会社への道だと信じています。